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『SEKIRO』評価 レビュー 共感を得る楽しさがこのゲームにはある

ダークソウルシリーズで有名なフロムソフトウェアの和風アクションゲーム『SEKIRO』。
このゲームをプレイしてみて思った事はずばり、
「誰かとゲームの話をしたい!他の人のプレイ動画を見たい」
でした。
何故、そう感じたのか、ゲーム内容を書くのと合わせて自分の感じた事の原因も書いて行きます。

『SEKIRO』の特徴

シンプルな操作

操作は至ってシンプルで、基本的にはボタン操作一つで敵を「切る」動作をします。
複数のボタンの組み合わせで、大技を出したり、ボタン連打のような動作もありません。

スキルを習得していけば、多少はボタンの組み合わせの動きも出てきますが、
基本的にはボタン一つで「切る」という非常にシンプルな動作でこのゲームが成り立っています。

もう一つの特徴としては、「弾く」という操作。相手の攻撃に合わせて、タイミング良く防御ボタンを押すことで、「弾く」という動作になります。「弾く」事で相手の体力ゲージとは別の体幹ゲージというものを減らす事が出来ます。
体幹ゲージを減らす事で、相手の体力が残っていても、倒すことが可能です。

なので、どんな敵が登場しても、攻撃方法はボタン一つの「切る」という動作となるので、
戦い方は、相手の動作に合わせて、タイミングや間合い、そして「弾く」というシンプルな駆け引きが展開されます。

ファミ通.comより引用

ファミ通.comより引用

レベルの排除

フロム・ソフトウェアの「DARK SOULS」や「Bloodborne」はレベルという概念が存在しました。
敵を倒して、ソウルと呼ばれる物を入手し、それを消費してレベルアップしていきます。
レベルアップをする事で、プレイヤーのステータスが上がり、敵からの攻撃を受けてもゲームオーバーになる頻度を下げたり、攻撃力が上がる事で少ない攻撃回数で敵を倒せるようになります。

SEKIROについては、このレベルという概念が存在しません。アイテムを入手する事や、スキルを身につける事で多少は強化する事が出来ますが、上限がすぐ来てしまい、ボスに対して圧倒的なレベルの差を開いた形での戦いは出来なくなります。
よって、決まった強さ(レベル)での戦いを強いられる事になります。

ファミ通.comより引用

ファミ通.comより引用

武器は刀のみ

武器の種類が少ないわけではなく、刀の種類があるわけではなく、本当に武器は初期装備の刀だけです。これもこの作品の非常に特徴的な部分だと思います。よって、全ての敵に対して刀だけで向かって行くことになります(特殊武器は存在しますがあくまでも補助の一つ)。

ダークソウルのようなアクションロールプレイングゲームは、複数の武器の中から自分好みの武器を選択したり、相手に合わせて武器の変更を行ったりしますが、SEKIROでは武器の選択がありません。
逆に考えると、全て初期装備の刀で戦う事が可能という事になります。

ファミ通.comより引用

ファミ通.comより引用

協力プレイは無し

ダークソウルやBloodborneでも、協力プレイは存在していましたが、今回は完全にオフラインで、協力プレイは一切無しです。よって、誰かに助けてもらったり、助けに行ったりする事なく、自分の実力のみでクリアしていく必要があります。

全てのボス戦はボスとプレイヤーの一対一の戦いとなります。ボスが複数存在するケースもありますが、ほとんどは誰の邪魔も入らず、ボスとの直接対決となります。

ファミ通.comより引用

ファミ通.comより引用

プレイヤーの体験を共通化する

SEKIROにおいて、上記に記載した特徴を考えていくと、よりシンプルなシステムになり、プレイヤー毎の環境の差が無くなっているように感じられます。
例えば、ファミコンのスーパーマリオブラザーズのように、マリオというキャラクターでのススメ方は、Bダッシュとジャンプのみ。SEKIROでも、切る、弾く、避ける、ダッシュのみ。武器の種類や複雑な操作が無いため、プレイヤーは同じ条件で迫ってくる敵と戦う事になります。

ただ、このシンプルさがこのゲームの面白さであり、唯一無二の特徴とも感じられます。
プレイヤーによる条件の差が無くなる事で、ボスを戦う時の難易度、
苦労する所、興奮する所がほぼ、他のプレイヤーでも同じ体験をする事になります。

よく、ゲームをやっていて、自分が苦労して倒したボスの話をした時に、
「いや、俺は簡単に倒せたよ」と、言われるケースはよく見かけます。
この場合、よくよく話を聞いてみると、ボスと戦った時のレベルが違ったり、
ボスとの相性の良い武器を使っていたり、仲間と協力して戦っていたりと、
実際は同じゲーム、同じボスでもプレイヤーの環境によって、感じる体験が異なっていたりします。

このような場合、自分の感動を共有したりしたくても、環境が異なるため、
感動の共有度合いがかなり低かったりします。
ただ、このSEKIROはプレイヤーの環境による差を極力少なくする事で、
プレイヤーの共有体験を同じレベルに合わせてたのだと思います。
よって、強いボスを倒した時の感動は、他のプレイヤーも同等の感動を味わっている事になり、
共有度が非常に高い体験をみんあ出来るのがこのゲームの特徴だと思います。
他のゲームではあまり無いのですが、自分のプレイ動画を他の人に見てもらいたいと心から思ったのは、このゲームが初めてです。

もし、SEKIROをまだやっていない人がいれば、是非、ボスを倒したプレイ動画をアップして、
一緒に感動が出来ればと思います。

ファミ通.comより引用

ファミ通.comより引用

 

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