お金 共働き

共働きのお金の管理は夫婦共有財布から始めよう

お金の管理をする上で、まずは夫婦別財布よりも、共有財布をオススメします

何故かと言いますと、家計の状況がわからないのは非常に危険だからです。

夫婦別財布だと、常時監視していない場合は、一家全体のお金の状況を考えると、
状況がわからない事が複数存在します。
そして、そのような状況は非常に危険だと考えています。

危険な状況と判断される理由をいくつかピックアップして行きます。
こちらの記事を読んでいただき、是非、共有財布への変更を考えていただけると嬉しいです。

一家全体の貯金が増えているのか、減っているのかわからない

夫婦別財布の場合、自分の貯金が増えていたとしても、相手側がの貯金額見えていないため、
一家全体を考えた場合に貯金が増えているのか、減っているのかわからない状況になります。

例えば、家計の一番大きな割合を占める家賃を相手側に払ってもらう(多めに払ってもらう)等を
ルールで決めている場合、自分自身の口座には家賃を引き落とされるケースが無いため、
自分の口座としては貯金が増えていきます。

ただし、相手側がの口座は毎月家賃が引き落とされるので、相手側の口座は残高が減っていきます。
最終的に自分の口座は貯金が増えているが、相手側の口座は貯金が減っていたのでは意味がありません。

そのような事が無いためにも、共有財布にする事で、お互いの貯金額を可視化し、
一家として貯金が増えているのか、減っているのかを確認していく必要があります。

お互いのお金の消費がどれぐらいあるかわからない

こちらも貯金の話と似た話になりますが、夫婦別財布だと消費がどれぐらいあるかわからないのも、
非常に危険な状態と思います。

仮に自分が貯金をする為に、必死に節約をして、1年かけて100万円貯めたとします。
ただし、相手側が年間に120万以上消費していたとしたら、一家全体の家計としてはマイナス20万です。

せっかく頑張って貯金をしたとしても、相手側の消費の状況がわからないのであれば、
貯金が無駄になってしまいます。

貯金を無駄にしない為にも、相手側の消費の状況を可視化し、
状況に合わせて消費を調整していくことをオススメします。

元々の貯金額がわからない

夫婦別財布の場合は、お互いにスタートの貯金額がわかりません。
仮に10年間で1000万貯めたいと考えたとします。
このような場合、相手側の貯金がわからないと、スタートがどの位置に居るのかわからない状況で
貯金をスタートする必要があります。

自分が200万、相手が200万持っている場合は、400万からのスタートする事が出来て、
残り600万までの道筋を考えれば良いですが、
相手の貯金額がわからない場合は、ゴールまでの道のりが長いのか、短いのかすら判断できません。
もしかしたら、マイナスからのスタートになるかもしれません。

まとめ

このように、夫婦別財布はお金を増やしていく過程においては、全く良いところはありません。
お互いの信頼や将来の為にも、共働きであっても共有財布でお金の管理をして行くことをオススメします。

仮に二人共収入が非常に多い場合で、使い切れないほどの稼ぎがある場合は別でも問題ありませんが、そんな夫婦は滅多にいないと思いますので、普通の過程は夫婦同じ財布にしたほうが良いと思います。

どのように共有財布を管理していくかは、また別の機会に記載したいと思います。

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